オンラインゲーミングトーナメントにおける最高賞金額
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ここ数年、eスポーツは、世界中の人たちを魅了しており、人が集まるところにお金も集まるのは周知の通りです。これらのイベントの賞金総額は年々とんでもない額になりつつありますが、それだけ多くの人が参加しているからであり、完全に理にかなっています。
そして、コロナ禍の間にオンラインゲーミングトーナメントの人気は一層高まりました。パンデミック以前にも、プロになるほどのレベルではなくとも、賞金をかけて競いたいというプレイヤーのために同様のトーナメントは開催されていました。プレイヤーは参加費を払う必要がありますが、その額などはイベントによって異なります。
上位のプレイヤー向けの大会の場合、参加費は高くなりますが、下位のプレイヤー向けの場合はわずか数百円程度です。日本はeスポーツ大国であり、「CS:GO」「Dota 2」「リーグオブレジェンド」などの世界的なトーナメントで結果を残す素晴らしい選手たちがいます。
eスポーツの中には特に報酬が高いゲームもあり、Dota2の世界大会「The International 2019」の賞金総額は、史上最高の約37億円(3400万ドル)という驚くべき金額でした。
Dota 2の各トーナメントは現在、賞金総額の上位を占めています。オリジナルのDotaは約20年前からあるのに対し、アップグレードされたDota2がリリースされたのは2013年のことです。リリース直後から驚くほどの人気があり、ゲームコミュニティに衝撃を与えました。
MOBAビデオゲームコミュニティに革命をもたらした本作は、MOBAの元祖とも言われています。MOBAとは「マルチプレイヤー オンラインバトル アリーナ」の略であり、チームに分かれて競い合う対戦ゲームです。何年も前から、MOBAはeスポーツ界で非常に人気のあるジャンルに成長しています。
ここ数年、「フォートナイト」もまたゲーム業界で大きな存在感を示しました。その驚異的な人気により、史上2番目の賞金規模となっています。驚くことに、トーナメントの優勝者はアメリカの18歳の少年でした。彼は卓越したゲーマーになるのに経験年数は関係ないということを証明しました。ただ自分のしていることを好きになり、練習すればいいのだということを示したのです。
才能があれば、オンライントーナメントで成果をあげることができるとお分かりいただけたかと思います。現在、舞台に立つプレイヤーのほとんどは18~30歳までの若年層です。それ以降は運動神経が少しずつ低下していきますが、必ずしもプレイの質も低下するというわけではありません。それは人間の体の仕組み上のことです。中には50歳を超えたプロのeスポーツプレイヤーもいます。しかし、プロプレイヤーと契約して大規模な大会に出場するための資金を提供する企業にとっては、より長期にわたり活躍し、願わくはチームに賞金をもたらす才能あふれる若手選手と契約した方が賢明なのです。